ミョウガ 雲丹
相続財産の評価額を算出することは、相続税の計算上重要な作業になります。そこで、相続財産として譲り受けることの多い預貯金、生命保険、退職金について相続評価の方法を説明したいと思います。まず預貯金については、相続発生日における預貯金残高とその利息が相続財産となります。定期預金については亡くなった日現在までの利息が付与されます。また、残高と利息から税金を差し引く必要がありますので注意が必要です。亡くなった人の名義ではなくても、実際には亡くなった人が預けていたものについても、亡くなった人の財産とみなされるので申告する必要がありますので、漏れがないようにしましょう。生命保険は死亡保険金については、非課税枠「500万円×法定相続人数」がありますのでこの金額を相続した保険金額から差し引く必要があります。掛け捨て保険で解約返戻金が無いものについては、評価されません。また、保険事故が発生していない生命保険の権利については、相続開始時点で契約を解約した場合の解約返戻金をもとに計算されます。退職金については、被相続人が亡くなって3年以内に支給が確定したものについては、相続財産とみなされます。死亡退職金に対しても非課税枠が設けられており、「500万円×法定相続人数」が非課税限度額となり、相続財産から差し引かれます。この非課税限度額を超えた分について課税されることとなります。